DENTURE 入れ歯

入れ歯治療について

入れ歯づくりは歯科医とあなたとの二人三脚です。
QOL(生活の質)と噛み合わせを第一に考えた義歯をご提案しています。

歯科医院でただ治療を行うだけではなく、あなた自身が同時に訓練を行っていただくことも重要になってきます。あきらめずに根気よく一つ一つ問題を解決していきましょう。

 

入れ歯治療の流れ

検査 診断

治療用義歯を作成

粘膜と噛み合わせの治療

  • 正しい顎の位置を見つけていきます。
  • 痛んだ粘膜の治療をします。
  • バランスをくずした咬む筋肉を正常なバランスに近づけます。

トレーニング

  • バランスの取れた噛み方のトレーニング。
  • よく噛むことにより噛む筋肉のトレーニング。
  • 発音トレーニング。

Finalの入れ歯を入れる

仮の入れ歯によってトレーニングした結果、顎の位置が正常にもどり筋肉のバランスが正しく取れるようになったら最終的な入れ歯の型を取りさらにぴったりと合う完成された入れ歯を作ります。

失った歯を取り戻すことは元気を取り戻すことです

歯が無いままの状態で噛める方だけで噛んでいると顎のバランスが崩れ、いずれは身体のバランスまでくずしてしまいます。

クラスプを使用した金属床義歯

 

“金属床”と“ノンクラスプ”の
コンビネーション

 

“ノンクラスプ”の症例

 

総入れ歯

治療の種類

残っている歯の状態や粘膜、歯茎の状態で治療の選択肢(治療法)も変わってきます。患者様の望むこと、医学的に優れていることを一緒に検討しましょう。

局部床義歯

金属床入れ歯

審美性を考え、維持装置(バネ)を見えなくしたり、いろいろな種類があります。

 

保険レジン入れ歯

保険の範囲で行える入れ歯です。

QOLを考えた治療

QOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)を考えた治療の選択はインプラントだけではありません。義歯には古い治療法というイメージがありますが、義歯の全てがインプラントに劣るのでしょうか?義歯(入れ歯)が合わないというイメージは、治療のクオリティーや製作サイドのクオリティーに関与しています。機能的な型取りをし、ゴシックアーチとアルタードキャスト法というテクニックを使った義歯をご存知ですか?この義歯は、熟練した技術と作製に多くの手間と時間が必要となるため、残念ながら保険診療では行なえません。この身体に調和した、噛み合わせで作られた義歯なら快適に美味しく食べる事が出来ると思います。また、将来、他の歯を失ったとしても、使用している義歯に手を加えるだけで、機能回復することが出来るでしょう。再び手術などしたりする必要もないのです。18世紀以前に考えられた義歯も進歩しているのです。

 

保険適応の義歯の限界

噛み合わせを第一に考えた義歯

当院では、噛み合わせを第一に考えた義歯をご提案しています。
アルタードキャスト・テクニックデンチャーでは、上顎と下顎の関係を正確に位置付けることにより、噛み合わせの最適な義歯を作ることが出来ます。まず歯の無い状態の義歯を作り、その義歯を使って噛み合わせを決めていくので、正確な噛み合わせを再現することができるのです。

アルタードキャスト・テクニックデンチャー

第一段階

 

第二段階

上顎ベースによるフェースボートランスファー
下顎の垂直的な位置を決めます。
ゴシックアーチトレーサーという装置を使って正確に水平的な上顎に対する下顎の位置を決めます。

 

最終段階

再び咬合器に戻し正確な噛み合わせの調整をして完成です。

違いに気づきますか?

上記2つの違いは一目で理解できますか?
同じ義歯を作ることでも、QOLや噛み合わせを考えるかどうかでこれほどまでに違いが生じてきます。

※噛み合わせが悪い義歯を長い期間使用していた患者さんは・・・

噛み合わせの筋肉のバランスを崩してしまい、上顎に対する下顎の位置が本来の正しい位置からズレてしまっている場合があります。噛み合わせの悪い入れ歯をい くら調整しても、粘膜の痛みが取れません。この様な場合は、まずアルタードキャストで作った義歯を入れることで、噛み合わせが良くなり、筋肉のバランスが改善されてゆきます。ズレていた上顎と下顎の関係が本来の位置に戻った所で、再び噛み合わせを取り直し、歯を並び替える必要があります。出来ればこの時点で義歯をもう一つ作ることをおすすめします。
悪い噛み合わせの入れ歯を長期間使用し続けると噛む筋肉のバランスだけでなく、全身の筋肉のバランスをもくずしてしまいます。

時には、偏頭痛、肩こり、腰痛、顎関節症などを引き起こすこともあります。

ノンクラスプデンチャー 目立たない入れ歯

ノンクラスプデンチャーは、金属バネを使用しない入れ歯です。金属バネがないため審美性が高く、入れ歯を着けている事が人に気付かれにくいです。また、ナイロン系の素材でできているため薄くて軽くフィット感が抜群です。弾力性が高く破折しにくいという特徴があります。

当院の行える入れ歯治療の種類

保険の入れ歯

保険の範囲で行える入れ歯です。プラスチックの素材で作製し、銀色のクラスプというバネを歯にかけて固定します。

金属床

金属床の入れ歯は、熱が伝わりやすく食べ物の味を感じやすいという特徴があります。汚れや歯垢がつきにくく薄い仕上がりなのに丈夫で長持ちな入れ歯です。

ノンクラスプデンチャー

金属のバネがない入れ歯で見た目が自然です。バネが気になる方はノンクラスプデンチャーをお勧めいたします。

アルタードキャストテクニックデンチャー

咬み合わせが悪くて入れ歯が合わない方におすすめです。咬み合わせ重視の入れ歯です。